2019年10月26日 学術講演会

10月26日(土)常会終了後、愛知学院大学歯学部 微生物学教授 長谷川義明先生より「微生物学研究における最近の話題~歯周病関連菌と全身疾患との関連~」という演題で御講演いただきました。微生物の話は相変わらず難しい名前が多く、難解ですが、、、

 最近よく耳にする腸内フローラとデンタルプラークは似ていて、常在細菌はいることが当たり前で私達に害を与えないどころか、免疫系の調節などにおいてなくてはならない存在で、ただ、その構成細菌の変化が病気を引き起こす原因となり得るという考え方になっているそうです。また、周知されているように歯周病は、全身疾患との関連も多く最近では、アルツハイマー病の脳内にも歯周病菌が存在するそうです。歯周病を減らすことで全身疾患にかかりにくくなるかもしれません。歯周病菌は思春期以降に定着するそうなので、この時期に特に定着させない様にブラッシング,フロッシングを徹底させる事が重要だということです。

大谷広緒

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