平成29年9月3日(日)午前8時30分より陸上自衛隊豊川駐屯地訓練場にて豊川市総合防災訓練が開催されました。例年9月とはいえ暑さが厳しく残る時期なので、長袖長ズボンヘルメットの下は汗がダラダラ流れふらふらになるらしいですが、今年は暑すぎず、又雨も降らず良い日に恵まれました。訓練では震源地を静岡県沖、三重県沖とするマグニチュード9.0の南海トラフ地震が発生し、家屋の倒壊及び火災、道路の崩壊による孤立集落と津波による浸水被害を想定し、豊川市及び消防、自衛隊、警察、自主防災会、防災ボランティア、災害時協定締結団体等、約700名が参加しました。避難所開設、給水、初期消火、水道ガス復旧訓練が行われ、今年から倒壊家屋からの救出時にドローンが使われました。
我々歯科医師の役割は応急救護所から派遣要請を受けた時に歯科医療を行う事です。災害対策委員長の天野光専先生を中心に天野泰延副会長、山脇大介先生の3名でトレアージの実施訓練に参加しました。3名の先生方は慣れた手つきで次々と被災者の問診をし必要事項を書き留めているのを見て感心致しました。先生方お疲れ様でございました。
豊川市歯科医師会では、今後とも防災に対する意識を深め、その知識、技術を習得していき全会員災害時に備えて日頃から準備をしていきたいと思います。
佐藤知子