2015年4月25日災害対策講演会

4月25日(土)午後6時30分より豊川市歯科医師会館2F講堂にて

愛知県歯科医師会副会長 須賀 均先生をお迎えして災害対策講演会が開催されました。日々の診療、県歯の副会長というだけでも膨大なタスクですが、先生は災害歯科医療リーダーとしてもご活躍中で、多忙なスケジュールの中、我々一人一人の災害対応能力の向上に役立つ大変有意義なご講演を賜りました。

平成6年に起きた中華航空機墜落事故では先頭に立って身元確認に貢献され、東日本大震災におきましても、日本歯科医師会の要請を受けて被災地に派遣され、身元確認・歯科医療支援活動に従事されておられます。

阪神淡路大震災では、救援物資は届いている・・・人(ボランティア)も来ている・・・が、非常事態にも関わらず首長のリーダーシップの欠如、通り一遍のお役所仕事の無責任さから多くの人が亡くなられたのではないかと聞いて胸の詰まるお話でした。この教訓を糧に有事の対処の在り方を再検討しなければいけないのではないか?と痛感致しました。

愛知県におきましては、内閣府が想定・警告する南海トラフ巨大地震に備えての応急対策活動計画を常に考えなければならない事。これは「対岸の火事では」済まされない事。東日本大震災の「想定外」の事態を繰り返さないためにも十分な対策を講じる必要があると喚起されました。

個人的に学んだ事は社会貢献も歯科医師として大事な仕事だと思いますので、自分のできる範囲で協力していきたいです。

佐藤知子

DSC00866

カテゴリー: 未分類 パーマリンク