2019年7月27日 令和元年度災害対策講演会

2019年7月27日(土)午後6:30より、豊川市歯科医療センターにて、災害対策講演会が開催されました。今年は豊川市役所企画部防災対策課 専門員松倉秀明様に「日用品を使用して災害備品に転用」と題して豊川の行政サイドの災害への取り組みなどについても併せて講演頂きました。

地震情報についての最近の情報伝達は、現在東海地震の予知情報が無くなり南海トラフ地震臨時情報の発信が行われている。国の情報発信に対しての各自治体の緊急時の対応はまだ確定していないのが現状であるとのことでした。現実には、津波対策が中心になっているとのことです。

また、水害・土砂災害の防災情報についての実情についても説明頂きました。避難情報は、警戒レベル1~5段階で発表もしくは、発令されます。気象庁が発表する避難情報は、警戒レベル1、2の早期注意情報と洪水、大雨注意報等避難情報があり、各市町村発令する警戒レベル3~5の避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告・避難指示(緊急)、災害発生情報があります。警戒レベル3~5については、国が定めた警戒レベル相当情報として防災気象情報となっているとの事でした。かなり複雑な情報発信であり、受け手が混乱しそうな状態であることは確かです。要は正確な情報キャッチと早めの行動しかないような気がします。災害情報を受信できる豊川安心メールに登録することもお薦めされていました。

また、災害時でのお役立ち情報として、「新聞紙で簡易スリッパを作る方法」・「レジ袋で三角巾代わりにして腕を吊る方法」・「レジ袋とタオルで簡易おむつを作る」・「ゴミ袋でレインコートを作る」など災害時の緊急対応について説明していただき非常に為になる実践法を伝授頂きました。これをとっさに応用できる自信は全くないのが現状ですが、いつ起こるかわからないがいつか必ず起こるのが災害なので、普段から対処しておきたいものです。貴重なご講演ありがとうございました。

曽田

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